「50代から資産運用って、もう遅いかな…?」
そんな不安を抱えていませんか?
実は今、制度改正により、50代・60代からでも始めやすくなったのが「iDeCo」と「NISA」なんです。
この記事では、
👉 それぞれの制度の特徴
👉 50代で使うメリット・注意点
👉 併用することで老後資金を効率よく作る方法
を、やさしく・わかりやすく解説していきます!
🔗前回の記事:【初心者向け】50代でiDeCoは遅くない!!節税と老後資金のW効果まとめNo.1
ランキングに参加しています🙇
にほんブログ村
50代からの資産運用、なぜ今iDeCoとNISAが注目される?
50代は「老後資金どうしよう」と一気に現実味を帯びてくるタイミング。
そんななか、国が用意した“節税しながら資産を増やせる制度”として注目されているのが、
- iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
- NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)
の2つです。
● 制度改正で「50代・60代」も使いやすくなった!
ここ数年で、以下のような制度変更がありました👇
| 制度名 | 変更内容 | 影響 |
|---|---|---|
| iDeCo | 加入可能年齢が65歳未満に拡大(2022年) | 50代・60代も加入OKに |
| NISA | 非課税枠の拡充と恒久化(2024年) | 長期運用にも対応可 |
つまり、「今さら始めても…」と悩んでいる間にも、
あなたと同じ世代の人たちが続々と活用しているのが現実です。

調べてみたら、60歳を過ぎても積立できるって初めて知りました。iDeCoもNISAも、50代からこそ“使える制度”だったんですね!
● iDeCoとNISA、それぞれ役割が違う
- iDeCo:節税効果が高く、老後資金をじっくり作るのに向いている
- NISA:いつでも引き出せる資金を効率よく運用できる
それぞれに違う強みがあるので、
50代からは「どちらか」ではなく「どう使い分けるか」が重要になってきます。
📌まとめ
制度改正によって、iDeCoもNISAも「50代から始めても遅くない」仕組みに。
それぞれの強みを理解して、今から資産形成をスタートする人が増えています!
にほんブログ村
参照:NISA公式
50代からの資産運用でiDeCoを使うべき理由
50代からの資産運用では、iDeCo(個人型確定拠出年金)の活用が非常に効果的です。
その理由は、以下の3つのメリットに集約されます👇
● 毎年の節税効果が圧倒的に大きい
iDeCo最大の魅力は、掛金全額が「所得控除」になること。
つまり、積み立てるだけで所得税・住民税が安くなるのです。
たとえば…
| 拠出額(月) | 年間節税額(所得税5%+住民税10%の場合) |
|---|---|
| 1万円 | 約18,000円 |
| 2.3万円 | 約41,400円 |
仮に10年間積立を続けた場合、
約18万〜41万円もの税金が戻ってくる計算になります。
50代は収入が高い方も多く、税率が高い人ほど恩恵が大きくなるのもポイントです。
● 非課税で複利が効くから、少額でも伸びる
通常、運用益には20.315%の税金がかかります。
でもiDeCo口座内で得た利益には一切課税されません。
これが「複利」の力と組み合わさると…
雪だるま式に効率よく増えるのが特徴です。
💡 たとえば…
- 毎月2.3万円を10年積立(年利3%)
→ 元本276万円 → 最終321万円(運用益:45万円)
→ この45万円に対する約9万円の税金がまるっと非課税に!

たった10年でも、非課税だとこんなに違うんですね。“ちょっとでも増やしたい”気持ちにピッタリかも!
● 受取時にも優遇あり!退職金との調整もできる
iDeCoで積み立てた資金は、60歳以降に一時金または年金形式で受け取ります。
このときも、税制優遇があるんです👇
| 受取形式 | 優遇制度 |
|---|---|
| 一時金 | 退職所得控除(最大で数百万円) |
| 年金形式 | 公的年金等控除 |
もし退職金と同じタイミングで受け取ると、控除枠が重複して損になることも…。
でも、受取年をズラせばそれぞれで控除が使えるので、節税対策になります!
📌まとめ
iDeCoは「積立・運用・受取」すべての段階で節税メリットが得られます。
50代からでも、税制を味方につけた効率的な資産運用が可能です!
にほんブログ村
参照:iDeCo公式
50代からの資産運用でNISAが活きる場面とは?
iDeCoが「節税しながら老後資金を育てる制度」だとすれば、
NISAは「自由度高く、お金を育てていつでも使える制度」と言えます。
● 資金の流動性が高く、途中引き出しOK!
iDeCoは60歳まで引き出しができない“ロック型”の資産形成。
一方、NISAは違います。
- いつでも売却・引き出しが可能
- 自由に投資額や商品を調整できる
つまり、「急な出費が心配」「将来どうなるかわからない」という50代にとって、
安心できるセーフティネット的な役割を果たしてくれます。
そろそろ退職を考えてますが、iDeCoは引き出せないし…その点、NISAは“いざという時の運用口座”にしています!!
● 非課税で運用できるので、投資効率はしっかり◎
NISAの最大の特徴は「運用益が非課税」という点。
- 株式や投資信託で得た利益
- 配当金や売却益
これらに通常かかる20.315%の税金がゼロになるのは、やはり大きなメリット。
さらに、2024年からスタートした新NISAでは👇
- 非課税枠:年間360万円(つみたて+成長投資枠)
- 非課税期間:無期限(恒久化)
つまり、一度買って長く運用しても安心という仕組みに進化したんです。
● 退職金などまとまった資金の運用先としても◎
50代後半になると、退職金や相続などでまとまった資金が入る可能性もあります。
そんなときNISAは…
- 一括投資OK
- 引き出し自由
- 非課税で運用可能
という条件がそろっており、柔軟な老後資金運用にぴったりなんです。
📌まとめ
NISAは「流動性の高さ」と「非課税運用」が魅力。
使い道が未定な資金や、まとまった退職金の運用先にも最適です。

50代からの資産運用はiDeCoとNISAを併用すべき?
結論から言えば、50代からの資産運用は「iDeCoとNISAの併用」がベストです。
なぜなら、両者の「弱点」を補い合える関係だからです。
● iDeCoの弱点=引き出しできない → NISAがカバー
iDeCoは節税効果が抜群ですが、60歳まで資金を動かせないのがデメリット。
👉 そこで、NISAを併用しておけば…
- 医療費や親の介護など、想定外の出費に対応
- 収入が不安定になっても途中で取り崩しOK
という“守りの選択肢”になります。
● NISAの弱点=節税できない → iDeCoがカバー
NISAは運用益が非課税になるだけで、掛金そのものの節税はできません。
👉 ですが、iDeCoなら毎月の掛金がそのまま所得控除に。
- 税率20%の方が年間27万円拠出 → 約5.5万円の節税効果
- この節税が5〜10年続けば数十万円のメリット
となり、NISAでは得られない「現金で戻る節税効果」を享受できます。
💡【比較表】iDeCoとNISAの違いと役割
| 特徴 | iDeCo | NISA |
|---|---|---|
| 節税効果 | ◎ 掛金が所得控除 | × 所得控除なし |
| 運用益 | ◎ 非課税 | ◎ 非課税 |
| 流動性 | △ 60歳まで引き出し不可 | ◎ いつでも引き出せる |
| 対象資金 | 老後資金におすすめ | 中期資金・退職金などにも最適 |
| 管理面 | 加入・運用ルールあり | 比較的シンプル |
56歳・会社員の男性私はiDeCoで老後資金、NISAで生活予備資金を運用してます。
両方使うことで“もしもの備え”もできて、かなり安心感が増えました!
📌まとめ
iDeCoとNISAは、それぞれの弱点を補える“最強の組み合わせ”。
50代からの資産運用では「iDeCo=老後資金」「NISA=自由資金」と考えて併用するのがおすすめです。
まとめ:50代からの資産運用は“併用”で安心と効率を両立!
50代は「まだ間に合う」どころか、むしろ資産形成に最適なタイミングです。
iDeCoもNISAも、以下のように目的に合わせて活用できます。
● ポイントおさらい
- iDeCo:節税+老後資金作りに特化
- 掛金が所得控除で節税効果◎
- 運用益も受取時も非課税優遇あり
- 引き出し制限があるため確実に老後資金が貯まる
- NISA:自由に使える中期資金の運用に◎
- 運用益が非課税
- 資金の出し入れ自由
- 退職金や余剰資金の運用におすすめ
- 併用することで、それぞれの弱点を補完できる!
- 節税効果+柔軟性+資産成長をトータルで狙える
たとえば「毎月2万円をiDeCo」「毎月1万円をNISA」に振り分けると、
節税しながら、いざという時に備える“バランス運用”ができますよ!🔗 関連記事リンク
👉 【初心者】50代でiDeCoは遅くない!!節税と老後資金のW効果についてまとめてみた No.1
今読んでいる記事はこの続きです。
前編をまだ読んでいない方は、ぜひ先にチェックしてみてください!
本記事は制度の一般的な情報を紹介するものであり、特定の投資行動を推奨するものではありません。詳細は必ず各金融機関や公式サイトの最新情報をご確認ください。実際の利用にあたっては、金融機関や専門家へご相談ください。
にほんブログ村
🔍参考URL





コメント